蜂の子とざざむしは何が違うの?

ざざむしを食べる地域は蜂の子と比べて少ない

「ざざむし」という言葉は、カワゲラやトビケラ、ヘビトンボなどの川にいる食用の虫の総称です。 このざざむしは、主に長野県の一部の地域で佃煮にして食べられています。

蜂の子やイナゴなどの昆虫は幅広い地域で食べられていますが、ざざむしは長野県の一部でしか食べられていません。 さざむしといった昆虫を食べる習慣がある地域は、内陸部が多いです。こういった地域にとって、ざざむしや蜂の子は貴重なタンパク源になります。

ざざむしが、ごく一部の地域にしか食べられていない理由の一つとして、漁獲量の減少が挙げられます。 1987年には約16トン程度あった漁獲量は、近年では年間数百キログラムと大幅に落ち込んでいます。 また、2006年の豪雨災害後に、国土交通省が河川改修に着手している影響も考えられています。

これに対して蜂の子は、長野県だけでなく岐阜県や愛知県、静岡県、山梨県など多くの山間部で食べられています。 こういった幅広い地域で養殖され、蜂の子の甘露煮や佃煮だけでなく、蜂の子の缶詰やサプリメントも存在し、ネットから購入することも可能です。

蜂の子は古くから最高級の滋養強壮食品として食されている

蜂の子は、古くから滋養強壮や不老長寿に効果がある食品として愛用されてきました。 また、蜂の子は漢方としても用いられ、中国最古の薬学書では「上薬」という最高位のランクとして記されています。 それほど蜂の子は、副作用のない安全な最高薬として認知されているのです。

ざざむしの一種であるヘビトンボも、約200年前から漢方として販売されています。この漢方は、乳児の夜泣きなどを指す「かんの虫」に効果があるといわれています。 トビケラの漢方は、中国最古の薬学書にも載っており、解熱などに効果があるとされていました。しかし、トビケラは副作用を起こす可能性のある危険な薬として、薬学書では「下薬」というランクに位置づけされています。 現在ではトビケラといったざざむしが、漢方として使用される機会はあまりありません。

蜂の子はざざむしよりも手に入りやすい

蜂の子には、甘露煮や佃煮の缶詰だけでなく、サプリメントも存在します。 これに対してざざむしは、漁獲量の減少などもあり産業化しにくいため、近年では食用以外にはほとんど使用されていません。

蜂の子のサプリメントなら、カプセルの中に栄養成分が凝縮しているため、蜂の子の見た目に抵抗がある方も無理なく摂取することができます。 また、様々なメーカーが取り扱っているため、インターネットを使用すると入手しやすいです。

このように、ざざむしは食べること自体が難しい点に対して、蜂の子はサプリメントや缶詰などならインターネットを使うと簡単に手に入れることができます。

まとめ

ざざむしは、蜂の子と比べると食用として食べている地域が限られています。 また、現在ではざざむしを使用した漢方なども減少しています。

その点蜂の子は、現在でも幅広い地域で食されており、インターネットからでも蜂の子の缶詰などを購入することができます。 また、蜂の子にはサプリメントが存在します。サプリメントなら、見た目に抵抗を感じる方も無理なく摂取することができます。

このように、蜂の子とざざむしはどちらも食用になる昆虫ですが、食べられている地域や入手のしやすさなどに大きな違いがあります。 また、蜂の子の場合は、研究によって幅広い効能が認められています。

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