蜂の子のヘボ飯はどんな料理?

ヘボ飯とは

岐阜県の恵那市や中津川市、静岡県葵区の山間部では、地蜂(クロスズメバチ)の子は「ヘボ」と呼ばれています。 このヘボを使った炊き込みご飯は「ヘボ飯」と呼ばれ、伝統的な郷土料理として食されています。

ヘボ飯は、蜂の子がご飯の中に混ざっているため、蜂の子の見た目がわかりにくい分、蜂の子に慣れていない方でも食べやすいメニューです。 また、蜂の子を炊き込みご飯にすることで、蜂の子特有のコクのあるうま味を、ご飯と一緒に味わうことができます。

ヘボ飯はどこで食べられるの?

岐阜県恵那市串原で毎年行われる「くしはらヘボまつり」では、毎年自分で育てたヘボの巣の重量を競う「ヘボの巣コンテスト」が行われており、その会場でヘボ飯といったヘボ料理や、地元の特産なども販売されています。

ヘボ飯は、ヘボまつりだけでなく、岐阜県美濃加茂市にあるお店や長野県根羽村にあるお店でも購入することが可能です。

ヘボ飯の作り方

ヘボ飯は、ご自宅でも簡単に作ることができる料理です。 通販などで購入できる蜂の子の甘露煮の缶詰を使用すれば、ご飯と混ぜるだけで簡単に美味しいヘボ飯が完成します。

生の蜂の子を使って調理する場合

材料
蜂の子 適量
お米 3合
人参 1/2本
油揚げ 2枚
顆粒だし 大さじ1
醤油 25cc
50cc
みりん 50cc
お好みでゴボウやしめじ、エリンギなどを入れても美味しいです。
  • 生の蜂の子を使って調理する場合は、調理する前に蜂の子の背にある黒い内臓を取り除くことをお勧めします。
    クロスズメバチなどの幼虫の内臓には、餌として食べた虫などが入っている場合があります。この内臓を取り除かずに調理すると、ジャリジャリとした食感やクセのある味がしてしまうのです。
    ですから、ヘボ飯をより美味しく食べるためには調理する前に内臓を取り除きましょう。
    蜂の子の内臓をきれいに取り除くためには、まず蜂の子を軽く火が通る程度に茹でます。
    次に、茹でた蜂の子の頭をちぎり、指で軽くつまんで内臓を少し出します。そして、少しでた内臓を優しく引っ張ることで、きれいに取り除くことができます。
  • 野菜を食べやすい大きさに切ります
  • フライパンにサラダ油をひき、内臓を取り除いた蜂の子を炒めます。
  • 炊飯器にお米を入れてとぎ、そこへ水と調味料、蜂の子と野菜を入れて軽く混ぜたら炊きます。炊き終わったら完成です。

ヘボ飯は、野菜を入れずに蜂の子とお米と調味料のみで作っても美味しく食べられます。しかし、蜂の子に食べ慣れていない方は、他の野菜も一緒に入れて炊くことで、蜂の子の見た目がよりわかりにくくなるのでお勧めです。

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