蜂の子の効果

1.健康に役立つ主な効果

蜂の子は、その名の通り蜂の子供で、蜂の幼虫やサナギです。
蜂の子には19種類のアミノ酸、8種類のビタミン、8種類のミネラル、8種類の脂肪酸からなる豊富な栄養素が含まれており、古くから滋養強壮に効果的な健康食品として珍重されてきました。
まずは、蜂の子の主な健康効果について解説します。

1-1.体力増加

蜂の子は古くから貴重なタンパク源として食され、タンパク質を構成するアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、身体を構成する筋肉や臓器、皮膚、爪、髪などをつくる材料になる栄養素で、生命活動に欠かせない酵素やホルモンの材料にもなります。

身体で生成できず、食品から摂取する必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸といいます。
蜂の子には、9種類ある必須アミノ酸のすべてが含まれています。
食品に含まれる必須アミノ酸のバランスを数値化したアミノ酸スコアと呼ばれる指標があり、蜂の子のアミノ酸スコアは最高値の100です。
蜂の子には、身体に不可欠な必須アミノ酸がバランス良く含まれており、健康な身体の形成を促すことで、体力の増加に役立ちます。

体力増加に役立つ蜂の子のアミノ酸バランスは、スポーツ栄養学でも注目されています。
蜂の幼虫の分泌液に含まれるアミノ酸のバランスを参考にして、持久力を高める効果を狙ったスポーツ飲料が開発され、販売されています。

体力増加に特に重要な必須アミノ酸に、バリン・ロイシン・イソロイシンがあります。
これらは筋肉を構成する主成分です。
筋肉は血液中のエネルギーが不足すると、自らを分解してエネルギー源とします。
バリン・ロイシン・イソロイシンには、こうした筋肉の分解を防ぐ働きがあり、体力に重要な筋肉の維持・増加に役立ちます。

1-2.疲労回復

古くから滋養強壮に効果的とされてきた蜂の子は、疲労回復に役立ちます。

必須アミノ酸のイソロイシンは、筋肉を構成する主成分のひとつで、筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンを身体に蓄える際にも必要となる成分です。
イソロイシンが不足するとグリコーゲンが貯蔵できず、筋肉がエネルギー不足になって疲労が生じます。
イソロイシンには、脳の疲労感を軽減する働きもあります。

アスパラギン酸はアミノ酸の一種で、糖の代謝に関わるクエン酸回路に働きかけて、疲労のもとになる乳酸の分解を促進する働きがあります。
クエン酸回路がうまく機能しないと、糖がエネルギーに変換されずに乳酸となって体内に残り、筋肉疲労の原因になります。

マグネシウムとカリウムは、クエン酸回路の機能に不可欠なミネラルで、乳酸の効率的な分解を助けて、疲労回復に役立ちます。

蜂の子には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなど、糖・脂質・タンパク質をエネルギーに変換するのに欠かせないビタミンが含まれています。
これらは身体の各組織へのエネルギー供給に役立ち、疲労回復を促します。

パントテン酸はビタミンB群に分類される栄養素で、疲労感や不眠、食欲不振などの症状を防ぐ働きがあり、疲労回復を補助します。

蜂の子には、こうした疲労回復に役立つ数多くの栄養素が含まれており、疲労回復にとても効果的です。
これら多くの栄養素をひとつの食品から摂取できるのが、蜂の子の大きな利点です。

1-3.ストレス軽減

蜂の子には、身体の不調の原因になるストレスを軽減する成分が含まれています。
ストレスを受けると、対抗するためにストレスホルモンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
蜂の子には、このストレスホルモンの分泌を促す成分が含まれており、ストレス対処に役立ちます。

必須アミノ酸のフェニルアラニンは、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンといったストレスホルモンの材料になります。
これらはストレス時の集中力や気力の維持に必要で、ストレス対処に役立ちます。

トリプトファンは必須アミノ酸のひとつで、体内でセロトニンを生成する材料になります。
セロトニンは精神を落ち着かせる働きがあり、ドーパミンなどのストレスホルモンを調整する作用もあります。

ナイアシンはビタミンB群に含まれる栄養素で、精神不安やうつ症状を防ぐ働きがあります。

ビタミンB1は、糖をエネルギーに変換するのに必要な成分で、脳のエネルギー不足から生じる思考力の低下やイライラ感を予防して、ストレス軽減に役立ちます。
ビタミンB1には、中枢神経や末梢神経の働きを正常に保つ作用もあります。

カルシウムやマグネシウムといったストレス軽減に役立つミネラルも蜂の子には含まれています。
カルシウムには神経の情報伝達を正常に保つ働きがあり、緊張や興奮を抑える作用があります。
マグネシウムには神経の興奮を抑えて、安定した精神状態を保つ効果があります。

このように、蜂の子にはストレス対処に役立つ成分や、神経の働きを助けて精神を安定させる成分が数多く含まれており、ストレス軽減に効果的です。

蜂の子のストレス軽減効果は、大学の研究でも確認されています。
岐阜大学医学部の研究グループは、酵素分解した蜂の子を使った実験を行い、蜂の子の摂取によって血液中のコルチゾールの値が低下したという実験報告を行っています。
コルチゾールはストレスに反応して分泌されるホルモンで、この実験により蜂の子のストレス軽減効果が確認されています。

1-4.血行促進

蜂の子には、身体の血行を促進する成分が含まれています。
血行は、酸素や栄養素の運搬や、老廃物の体外への排出に関わり、身体の健康維持にとても重要です。

蜂の子に含まれるアミノ酸のアルギニンには、血管を拡張して血行を促進する効果があります。
アルギニンは体内で一酸化窒素を生成する材料になります。
一酸化窒素は血管の筋肉に働きかけて、血管を拡張させるシグナルとして機能する物質です。
同じく蜂の子に含まれるアミノ酸のグリシンと、ビタミンの一種ナイアシンにも血管を拡張する作用があり、血行促進に役立ちます。

メチオニン、リシン(リジン)、タウリンといったアミノ酸には、脂質の代謝に重要な肝臓の機能を活発にする働きがあります。
肝機能の向上は脂質の代謝を促進し、血液中の悪玉コレステロール値を低下させます。
これによって血液がサラサラになり、血流がスムーズになります。

ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸といったビタミン類は、糖・脂質・タンパク質の代謝に不可欠な成分です。
これらが不足すると糖や脂質がエネルギーに変換されず、血糖値や血液中のコレステロール値が上昇し、血流の悪化を招きます。

オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類される脂肪酸で、蜂の子に含まれる脂肪酸の半分近くを占める成分です。
オレイン酸はオリーブオイルなどに含まれることで知られており、血液中の悪玉コレステロール値を低下させ、血液をサラサラにする働きがあります。

蜂の子にはこうした数多くの有効成分が含まれており、身体の血行促進に役立ちます。

1-5.質の良い睡眠を促す

蜂の子には、自然な睡眠を促して睡眠の質を改善する効果があります。

グリシンは蜂の子に含まれるアミノ酸で、高い安眠効果が確認されている成分です。
グリシンには血管を拡張する作用があり、入眠時に表面体温を上げて身体の熱を放出します。
この作用により、身体の深部体温が低下します。
人は眠りに入る際に身体の温度を下げようとするので、グリシンの働きによって自然な睡眠が促されます。
睡眠に満足していない人にグリシンを含んだ食事を摂取させたところ、睡眠の質が改善され、日中の作業効率も向上したという実験報告があります。

トリプトファンは、体内でメラトニンとセロトニンの材料になる必須アミノ酸です。
メラトニンは体内時計を調整する働きがあり、深い睡眠を促す作用があります。
セロトニンは精神を安定させる効果とともに、寝つきを良くする効果があり、睡眠の質の改善に役立ちます。

セリンは神経細胞の材料になるアミノ酸です。
セリンは脳や神経の働きに深く関与しており、質の良い睡眠を促す効果があります。
睡眠に満足していない人に対し、就寝前にセリンを毎日摂取させたところ、寝つきや、睡眠の途中で起きる回数、睡眠の満足感など、睡眠の質が改善されたとの実験報告があります。

また、1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレスを軽減する効果があります。
ストレスを受けるとコルチコトロピンと呼ばれる副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。
このホルモンには睡眠を妨げる作用があるため、ストレスは睡眠の質を低下させます。
蜂の子はストレスを軽減することでコルチコトロピンの分泌を抑制し、質の良い睡眠を促します。

1-6.自律神経を整える

自律神経は、心臓や肺、胃、腸などの働きを無意識のうちに調整している神経です。
日中や身体の活動時に活発になる交感神経と、夜や安静時に活発になる副交感神経があり、両者がバランスを取りながら機能しています。
自律神経のバランスが乱れると、内臓機能の悪化や、不眠、めまいなど、身体にさまざまな不調が生じます。

過剰なストレスは自律神経の交感神経を活発にして、自律神経のバランスを乱します。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレス軽減に役立つ成分が豊富に含まれており、ストレス下における副交感神経の働きを助けることで、自律神経の乱れを予防します。

また、1-5.質の良い睡眠を促すに記載の通り、蜂の子には睡眠を改善する効果があります。
睡眠不足の状態では、ストレス時と同じく交感神経が活発になり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
蜂の子は質の良い睡眠を促して副交感神経を活性化し、自律神経のバランス維持を助けます。

1-7.免疫力向上

蜂の子には、風邪やインフルエンザの予防に重要な免疫力を高める作用があります。

ウイルスなどを処理する免疫細胞の主原料はタンパク質です。
免疫機能の基本となる抗体や補体などの物質も、同じくタンパク質です。
極端にタンパク質を制限したダイエットは、免疫力を低下させることが知られています。
蜂の子にはタンパク質が豊富に含まれており、免疫細胞や抗体などの生成を助けることで、免疫機能の向上に役立ちます。

鉄、銅、亜鉛といったミネラルも免疫機能に重要です。
鉄や銅が不足すると、免疫細胞の数や機能が低下することが知られています。
亜鉛は細胞分裂に欠かせない成分で、不足すると免疫細胞を生成する胸腺が小さくなり、免疫不全の原因になります。
蜂の子にはこうしたミネラルが豊富に含まれており、免疫力の向上に役立ちます。

また、蜂の子にはビタミンCも含まれています。
ビタミンCは、ウイルスの増殖を防ぐインターフェロンと呼ばれる物質の生成に不可欠で、免疫機能に欠かせない成分です。
ビタミンCには、亜鉛や鉄といった免疫機能を高めるミネラルの吸収を促す作用もあります。

免疫機能と自律神経は深く関係しています。
ストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると、免疫細胞におけるリンパ球と顆粒球のバランスが乱れ、免疫機能がうまく働かなくなります。
1-3.ストレス軽減1-6.自律神経を整えるに記載した通り、蜂の子にはストレス軽減効果や自律神経のバランスを整える効果があり、免疫機能の正常な働きを助けます。

1-8.代謝アップ

蜂の子には、身体の代謝エネルギー量を増加させる働きがあります。
代謝エネルギー量が増えることで脂肪がつきにくくなり、太りにくい身体が形成されます。

全身の代謝エネルギーのうち最も割合が大きなものが、筋肉が消費するエネルギーです。
1-1.体力増加に記載した通り、蜂の子には筋肉の主成分となるアミノ酸が豊富に含まれており、筋肉の増加に役立ちます。
蜂の子は筋肉の増加を助けることで、身体の代謝エネルギー量を増加させます。

筋肉に次いで消費エネルギーが多いのが、肝臓が消費するエネルギーです。
肝臓は内臓の中で一番大きく、消費エネルギーも内臓の中で最大です。
蜂の子に含まれるメチオニン、リシン(リジン)、タウリンには、肝臓の機能を補助して、肝臓を活性化する作用があります。
これらの成分によって肝臓が活発に機能することで、肝臓の代謝エネルギー量が高まります。

血行が良くなると、身体の各組織の活動が活発になり、体温が上昇します。
体温は代謝エネルギー量に大きく影響し、厚生労働省の書簡によれば、体温が1℃上昇すると全身の代謝エネルギー量が13%増加します。
1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行を促進する効果があります。
蜂の子は、血行を促進して体温を上昇させることで、代謝エネルギー量の向上に役立ちます。

1-9.脳機能の向上

蜂の子には、脳の働きを活発にする成分が含まれています。

グルタミン酸は、体内で主に興奮系の神経伝達物質として機能し、脳の働きを活性化する作用があります。
このため、記憶力や学習能力の向上に役立つとされています。
メチオニンは、脳の神経伝達物質の材料になるため、記憶力の向上や、認知症の予防効果が期待されています。
セリンは、体内でホスファチジルセリンを生成する材料になります。
ホスファチジルセリンは脳にエネルギーを供給する働きがあり、記憶力や認知機能の向上に役立つとされています。
65歳以上の高齢者を対象とした大規模な調査で、食事から摂取するナイアシンの量が多いほど、アルツハイマー病にかかりにくいという結果が報告されています。
これにより、ナイアシンの脳機能向上効果が期待されています。

蜂の子には、脳の働きを活発にするこれらの成分が含まれており、脳機能の向上に役立つと考えられています。

2.病気に対する効果

蜂の子には、古代中国などで薬として用いられてきた歴史があります。
多くの健康効果をもつ蜂の子は、病気などの予防・改善にも役立ちます。

2-1.耳鳴り

蜂の子は、耳鳴り症状の改善に役立つことで有名です。
蜂の子は漢方薬としても知られ、主に耳鳴りの改善効果を目的として使用されています。

耳鳴りには、脳腫瘍など危険な病気が原因の可能性もあるため、まずは医師の診断が必要です。
耳鳴りの原因が炎症などの病気だった場合は、医師の治療を受ける必要があります。
医師の診察で異常がみつからない場合の耳鳴り症状の多くは、ストレス・疲労・睡眠不足などによる自律神経の乱れや、それに伴う内耳の血行悪化が原因で起こります。

病気以外が原因の耳鳴り症状に対して使用される薬には、アデホスコーワやストミンAなどがあります。
これらの薬は、主に内耳の血行促進を目的として処方されます。
1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行促進に役立つ成分が豊富に含まれており、内耳の血行を促進して耳鳴り症状の改善に役立ちます。
薬ではなく、副作用の心配のない食品からこうした効果が得られるのが蜂の子の利点です。

また、蜂の子には、ストレス軽減効果、疲労回復効果、質の良い睡眠を促す効果があります。
これらは自律神経のバランスを調整して、自律神経の乱れからくる耳鳴り症状の予防・改善に役立ちます。

蜂の子の耳鳴り改善効果は、大学の研究でも確認されています。
中国の北京医科大学と天津医科大学の共同研究において、耳鳴りとめまいの症状をもつ患者に蜂の子の粉末50mgを1日3回摂取させたところ、70%以上の患者に耳鳴りとめまいの改善がみられたことが報告されています。

2-2.メニエール病

メニエール病は、激しい回転性のめまいや難聴、耳鳴りを伴う内耳の疾患です。
内耳の内リンパ液が過剰になり、内リンパ水腫と呼ばれる水ぶくれができることが原因で起こります。

患者の傾向から、メニエール病の発症には、ストレスが深く関係していることが分かっています。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレスを軽減する効果があり、メニエール病の予防に効果的です。

また、メニエール病の予防・改善には血行促進が有効とされ、継続的な運動が推奨されています。
メニエール病の治療薬として血行促進作用のある薬も処方されています。
1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行を促進する効果があり、内耳の血流を改善してメニエール病の予防・改善に役立ちます。

メニエール病は内耳の水ぶくれが原因で発症するため、身体の水分量の調節はメニエール病の改善に重要です。
ナトリウムは身体に水分を保持する作用があるため、欧米においては減塩治療が行われています。
また、利尿剤の投与も一般的です。
蜂の子にはカリウムが豊富に含まれています。
カリウムはナトリウムと反応してナトリウムを体外に排出する作用があり、身体の余計な水分を体外に排出します。
カリウムを含む蜂の子は、体内の水分量調節に役立ち、メニエール病の予防・改善に効果的です。

2-3.難聴

蜂の子は、難聴の予防・改善にも効果的で、その効果は実験でも確認されています。
岐阜大学医学部の研究グループは、耳鳴りを伴う難聴患者に酵素分解した蜂の子を12週間投与する実験を行いました。
この結果、蜂の子を摂取したグループには聴力の改善がみられ、摂取しなかったグループは聴力レベルが低下しました。
この実験により、難聴を放置すると聴力が低下すること、蜂の子には聴力の低下を予防し、さらに回復させる効果があることが明らかになっています。

難聴はさまざまな原因で起こり、中耳炎などの病気が原因の場合は、適切な治療が必要です。
蜂の子が効果的な難聴症状には、突発性難聴、老人性難聴、機能性難聴、メニエール病が挙げられます。

突発性難聴は、原因不明の難聴症状が突然起こり、めまいや耳鳴りを伴うケースが多い疾患です。
ストレスなどによる内耳の血行悪化が原因とする説と、ウイルス感染が原因とする説があります。
1-4.血行促進1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子には、血行促進効果やストレス軽減効果があります。
1-7.免疫力向上に記載の通り、免疫力を高めてウイルスの感染を防ぐ作用もあります。
蜂の子はこれらの効果により、突発性難聴の予防に役立ちます。

老人性難聴は、加齢によって聴覚に関わる耳の細胞や器官が機能低下することが原因で起こる難聴です。
蜂の子には血行促進効果があり、内耳の健康維持を助けることで、老人性難聴の予防・改善に役立ちます。

機能性難聴は心因性難聴とも呼ばれ、耳などの器官に異常がないにも関わらず、難聴の症状が起こる疾患です。
ストレスが主な原因と考えられており、ストレス軽減効果をもつ蜂の子の摂取が効果的です。

メニエール病は激しい回転性のめまいが特徴の疾患で、多くの場合、難聴の症状を伴います。
2-2.メニエール病に記載の通り、蜂の子はメニエール病にとても効果的で、メニエール病が原因の難聴症状の予防・改善に役立ちます。

2-4.めまい

蜂の子は、めまいの症状に対しても効果的です。
2-1.耳鳴りに記載の通り、中国の大学の研究において、めまいに対する蜂の子の高い改善効果が確認されています。

脳梗塞などの危険な病気がめまいの原因になっている場合もあるため、めまい症状には医師の診断が必要です。
蜂の子が有効なめまいの原因としては、メニエール病、突発性難聴、更年期障害、貧血、自律神経の乱れ、うつ病が挙げられます。

メニエール病と突発性難聴は、めまい症状を伴うことが多い耳の疾患です。
2-2.メニエール病2-3.難聴に記載の通り、蜂の子はこれらの病気の予防・改善にとても効果的です。

更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンの分泌量が急激に低下することで起こります。
ホルモンバランスが乱れることで自律神経の乱れや内耳の血行不良が起こり、めまいの原因になります。
1-6.自律神経を整えるに記載の通り、蜂の子には自律神経を整える効果があり、更年期障害の症状緩和に効果的です。
また、蜂の子の血行促進効果は内耳の血流を改善して、更年期障害が原因のめまい症状の予防・改善に役立ちます。

貧血は、酸素を運搬する赤血球の数や機能が低下して、血液の酸素運搬能力が低下する疾患です。
貧血によって脳や内耳の酸素が不足することで、めまいの症状が起こります。
3-1.貧血に記載の通り、蜂の子には赤血球の生成を促す成分が豊富に含まれており、貧血の予防・改善にとても効果的です。
蜂の子は、赤血球生成を促して血液の酸素運搬能力を高めることで、貧血が原因のめまい症状の改善に役立ちます。

ストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると、めまい症状が起きる場合があります。
1-3.ストレス軽減1-4.自律神経を整えるに記載の通り、蜂の子にはストレス軽減効果や、自律神経のバランスを整える効果があり、自律神経の乱れが原因のめまい症状に対して効果的です。

うつや不安といった心の不調が原因で起こる心因性のめまい症状もあります。
2-11.うつ病に記載の通り、蜂の子には、精神を安定させてうつ病の予防・改善に役立つ成分が含まれています。
蜂の子は、うつ病などに伴う心因性のめまい症状の予防・改善にも役立ちます。

2-5.糖尿病

糖尿病は、白米を主食とし、糖分を多く摂取する日本人にとって身近な病気です。
蜂の子には、糖尿病の予防・改善に効果的な成分が含まれています。

アルギニンには、血糖値を下げる働きのあるインスリンの分泌を促進する作用があり、糖尿病の予防・改善に役立ちます。
ビタミンB1は、糖の代謝に必須の栄養素です。
ビタミンB1の摂取により糖が効率的にエネルギーに変換され、血糖値の上昇が抑えられます。
マグネシウムには、酵素の働きを助けて糖の代謝を促進する作用があります。
マグネシウム摂取が糖尿病の予防に効果的とする研究報告があります。

ストレスは血糖値にも影響を与えます。
やけ食いという言葉もありますが、ストレスは食欲を高めて肥満を招き、血糖値を上昇させます。
また、ストレスを受けると、ストレスに対抗するためにホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールには血糖値を上昇させる働きがあるため、ストレスが高い状態が続くと糖尿病の原因になります。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレスを軽減して血液中のコルチゾール値を低下させる働きがあります。
蜂の子はストレスが原因の血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病予防に役立ちます。

睡眠は、食欲に関わるホルモンの分泌と深く関係しています。
睡眠不足は食欲を刺激するホルモンの分泌を促進し、食欲を低下させるホルモンの分泌を抑制します。
睡眠不足の状態では、血糖値を下げるインスリンの効果も低下します。
1-5.質の良い睡眠を促すに記載の通り、蜂の子には睡眠を改善する効果があります。
蜂の子は睡眠不足を防いで食欲を抑えるホルモンの分泌を促し、インスリンの効果を高めることで、糖尿病の予防・改善に役立ちます。

2-6.脂質異常症

脂質異常症は、血液中に含まれる悪玉コレステロールや中性脂肪などの脂質が基準よりも多い状態をいいます。
1-8.代謝アップに記載の通り、蜂の子は身体の代謝エネルギー量を増加させます。
これにより身体の脂肪が燃焼しやすくなり、血液中の脂質の量が低下します。

蜂の子には、脂質の代謝に重要な肝臓の機能を高める成分や、血液中の脂質を減らす働きのある成分が数多く含まれています。
メチオニンには、肝臓の機能を活発にして脂肪の代謝を促進する働きや、脂肪肝を防いで肝臓を保護する働きがあります。
リシン(リジン)は消化酵素の働きを活発にして、肝臓での脂質の代謝を促進します。
タウリンには、胆汁酸の分泌や肝細胞の再生を促進する働きがあり、肝機能の向上に役立ちます。
ナイアシンは、ニセリトロールという 脂質異常症の薬に使用されているビタミンで、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす高い効果があります。
オレイン酸は不飽和脂肪酸で、蜂の子に含まれる脂肪酸の半分近くを占める成分です。
オレイン酸には血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
また、血管内の過剰なコレステロールを回収する善玉コレステロールを増やす働きもあります。

蜂の子には、これら血液中の脂質を減らす働きのある成分が含まれており、脂質異常症の予防・改善に役立ちます。

2-7.高血圧

高血圧が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化の原因になるなど健康に悪影響を与えます。
1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行を促進する効果があります。
これにより血流がスムーズになり、高くなりすぎた血圧が低下します。

血液中に悪玉コレステロールなどの脂質が増えると、血管の内壁に付着して血管が狭くなり、血流が悪化して血圧が上昇します。
2-6.脂質異常症に記載の通り、蜂の子には血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果があり、血流をスムーズにして血圧を低下させます。

ストレスや睡眠不足は、高血圧の原因になります。
ストレスを受けた状態や睡眠不足の状態では自律神経の交感神経が刺激され、血管が収縮します。
血管が収縮すると、血液の循環に大きな力が必要になり、血圧が上昇します。
睡眠時間が6時間と5時間のグループを比較した研究において、5時間のグループが高血圧になる割合は、6時間のグループに比べて37%も高いという結果が報告されています。
1-3.ストレス軽減1-5.質の良い睡眠を促すに記載の通り、蜂の子にはストレス軽減する効果や睡眠改善効果があります。
蜂の子は、ストレスや睡眠不足の状態の解消を助けることで、高血圧の予防・改善に役立ちます。

2-8.動脈硬化

動脈硬化は、血液を運ぶ動脈が硬くなる症状で、高血圧や脂質異常症、糖尿病などが原因で起こります。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞など重大な病気の原因になります。

2-5.糖尿病2-6.脂質異常症2-7.高血圧に記載の通り、蜂の子はこれらの予防・改善にとても効果的です。
蜂の子は動脈硬化の原因となるこれらの疾患の予防・改善に役立つことで動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞の予防にも効果的です。

2-9.メタボ

メタボはメタボリックシンドロームの略称です。
内臓に脂肪が蓄積した内臓肥満に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上の症状がある状態をいいます。

1-8.代謝アップに記載の通り、蜂の子成分には身体の代謝エネルギー量を増加させる働きがあります。
このため、蜂の子は肥満の解消にとても効果的です。

2-5.糖尿病2-6.脂質異常症2-7.高血圧に記載の通り、蜂の子には、メタボの構成要件となるこれらの症状に対して効果的な成分が豊富に含まれています。

蜂の子には内臓脂肪の減少に効果的な成分が豊富に含まれており、糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・改善に役立つため、メタボの改善にとても効果的です。

2-10.うつ病

蜂の子には、うつ病に有効な成分が数多く含まれています。
うつ病の原因は明確には特定されていませんが、脳や神経で働く神経伝達物質の分泌量が低下することや、ストレスが深く関与していることが分かっています。

トリプトファンは蜂の子に含まれる必須アミノ酸で、体内でセロトニンの材料になります。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神を安定させる作用があります。
セロトニンの減少はうつ病と深く関係していることが分かっており、セロトニンの生成を促すトリプトファンが、うつ病の治療薬としてアメリカで処方される場合もあります。

必須アミノ酸のフェニルアラニンは、体内で神経伝達物質を生成する材料になります。
メチオニンは神経伝達物質の生成を促進して、精神の安定に役立ちます。
ナイアシンには、精神不安を予防する効果があり、不足するとうつ病の原因になります。
蜂の子にはこれらの成分が含まれており、精神を安定させてうつ病の予防・改善に役立ちます。

うつ病の際に処方される薬には、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬といった種類があります。
薬の種類はさまざまですが、こうした薬の目的は、どれもセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質を体内で増加させることです。
これらの分泌を促す蜂の子が、うつ病に効果的なことが分かります。

また、1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレス軽減効果があります。
うつ病の発症にはストレスが深く関係しており、蜂の子のストレス軽減効果はうつ病の予防に役立ちます。

さらに、1-6.質の良い睡眠を促すに記載の通り、蜂の子には睡眠を改善する効果があります。
うつ病の代表的な症状である不眠の改善にも、蜂の子は効果的です。

2-11.認知症

1-9.脳機能の向上に記載の通り、蜂の子にはグルタミン酸、メチオニン、セリン、ナイアシンといった脳機能の向上に役立つ成分が含まれています。
これらの成分には、アルツハイマー病などに対する効果を示唆する研究報告があり、認知症の予防・改善効果が期待され、研究が行われています。

2-12.動悸・息切れ

動悸・息切れが起こる原因にはさまざまなものがあり、心臓や肺の疾患といった重大な病気の可能性もあるため、まずは医師の診断が必要です。
こうした病気のほか、自律神経の乱れによっても動悸・息切れは起こります。
蜂の子はこうした自律神経の乱れが原因の動悸・息切れに対して効果的です。

ストレスや緊張、不安などが原因で自律神経の交感神経が過度に活発になると、鼓動が早くなり、動悸や息切れが起こります。
これは強い外部の刺激から身体を守るための防御反応のひとつです。
蜂の子には、ストレス軽減効果、質の良い睡眠を促す効果があります。
こうした効果によって副交感神経の働きが活発になり、交感神経の働きを抑えて動悸・息切れを防ぎます。

また、ストレスを受けた状態や睡眠不足の状態では、ホルモンのコルチゾールの分泌量が増加します。
コルチゾールには心拍数を上げる作用があり、動悸・息切れの原因になります。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子には血液中のコルチゾールの値を低下させる作用があることが実験で確認されています。
蜂の子はコルチゾールの分泌を抑えて、動悸・息切れを予防します。

動悸・息切れは、貧血症状のひとつでもあります。
貧血によって身体が酸素不足の状態になると、より多くの酸素を身体に送ろうとして鼓動や呼吸が速くなり、動悸・息切れの症状が起こります。
3-1.貧血に記載の通り、蜂の子には赤血球生成に役立つ成分が豊富に含まれており、貧血の予防・改善に効果的です。
蜂の子は、赤血球生成を促して血液の酸素運搬能力を高めることで、貧血が原因の動悸・息切れの予防・改善に役立ちます。

2-13.二日酔い

蜂の子には、肝臓の機能を高めてアルコールの代謝を促す働きのある成分が含まれており、二日酔いの予防や解消に効果的です。

ナイアシンは体内で酵素の働きを助ける補酵素として機能し、アルコール分解の際にも使用されます。
ナイアシンが不足するとアルコールの分解が進まず、二日酔いや悪酔いの原因になります。

タウリンには、酵素の働きを助けてアルコールの代謝を促進する作用があります。
また、肝細胞の再生を促進する効果や、肝細胞の細胞膜を安定させる効果があり、肝機能の保護にも役立ちます。

メチオニンには、肝臓の老廃物を身体の外に排出して肝臓の代謝を促進し、肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。
また、アルコールや脂肪の摂取による脂肪肝を防いで、肝機能を保護する働きがあります。

アラニンはアミノ酸の一種で、アルコールの代謝を促進する作用があり、二日酔いの予防・改善に役立ちます。
アラニンの効果はラットにアルコールを摂取させる実験で確認されており、事前にアラニンを摂取させたラットは、摂取していないラットに比べて、二日酔いの原因物質の血中濃度が低下したことが報告されています。

3.女性特有の悩みに対する効果

豊富な栄養素を含み、数多くの健康効果をもつ蜂の子は、女性特有の疾患などに対しても効果的です。

3-1.貧血

貧血は、酸素を運搬する血液中の赤血球の数や働きが低下し、身体が酸素不足に陥る疾患です。
蜂の子には、赤血球の生成を促進する成分が豊富に含まれ、貧血の予防・改善に効果的です。

赤血球を構成するヘモグロビンは鉄とタンパク質でできており、蜂の子には鉄とタンパク質が豊富に含まれています。
蜂の子に含まれる鉄分はヘム鉄と呼ばれ、野菜などに含まれる非ヘム鉄よりも体内への吸収率が高いという特徴もあります。

亜鉛は細胞の分化に欠かせないミネラルで、赤血球の生成にも不可欠です。
亜鉛不足が原因の亜鉛欠乏性貧血という貧血のタイプもあります。

銅は、ヘモグロビン生成の際に鉄を必要な場所に移動させる役割があり、赤血球生成に欠かせません。
銅欠乏性貧血という貧血のタイプもあります。

ピリドキシンはビタミンB6に分類される成分で、赤血球生成を促進する作用があります。
ピリドキシンは、鉄の供給量が十分にも関わらず貧血が起こる鉄芽球性貧血と呼ばれる貧血の治療薬としても使用されています。

蜂の子に含まれるタンパク質・鉄・亜鉛・銅・ピリドキシンは、赤血球生成に不可欠です。
これらの成分の摂取は赤血球の生成を促進するため、蜂の子は貧血の予防・改善に役立ちます。

3-2.更年期障害

更年期障害は、閉経前後に女性ホルモンの分泌量が急激に減少することで起こります。
ホルモンバランスが乱れることで自律神経のバランスも乱れ、情緒不安や不眠、抑うつ、動悸、めまいといった症状が起こります。

1-6.自律神経を整えるに記載の通り、蜂の子には神経の働きを助ける成分が豊富に含まれています。
蜂の子は、自律神経のバランス維持に役立つことで、更年期障害の諸症状の予防・改善に役立ちます。

また、2-10.うつ病に記載の通り、蜂の子には精神を安定させてうつ症状の改善に役立つ成分が豊富に含まれており、更年期障害に伴う情緒不安や抑うつ感の改善に役立ちます。

さらに、1-6.質の良い睡眠を促す2-4.めまい2-12.動悸・息切れに記載の通り、蜂の子には睡眠を促す効果や、めまいや動悸の改善効果があります。
蜂の子は、不眠、動悸、めまいといった更年期障害の諸症状の緩和にも役立ちます。

3-3.冷え性・肩こり

女性を悩ませる冷え性・肩こりの改善にも蜂の子は効果的です。
これらは主に、血液循環の悪化が原因で起こります。

1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行を促進する成分が数多く含まれ、血流の改善に役立ちます。
蜂の子のストレス軽減効果や質の良い睡眠を促す効果は、自律神経の副交感神経の働きを活発にします。
副交感神経の働きは血管を拡張させるため、血液の流れがスムーズになります。
これらの効果により、蜂の子は身体の血行を促進して、冷え性・肩こりの改善に役立ちます。

3-4.PMS(月経前症候群)

PMS(Premenstrual Syndrome)は月経前症候群とも呼ばれ、精神不安や肌荒れなど、月経前におこるさまざまな不調の症状を意味します。
明確な原因は特定されていませんが、女性ホルモンの分泌量の変動や、セロトニンなどの神経伝達物質の減少が関与していると考えられています。

1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはセロトニンの材料になるトリプトファンや、ドーパミン・ノルアドレナリンなどの材料になるフェニルアラニンが含まれています。
これらは神経伝達物質の生成を促進して、PMSの改善に役立ちます。

イギリスの月経前症候群協会によれば、PMSにはピリドキシン・マグネシウム・カルシウムが有効とされ、治療に際してはこれらの摂取が推奨されています。
蜂の子にはこれらの成分がすべて含まれており、PMSに対してとても効果的です。

自律神経が乱れている状態や、ストレスがある状態では、PMSの症状が悪化することが知られています。
蜂の子の自律神経を整える効果やストレス軽減効果は、PMSの症状緩和に役立ちます。

3-5.骨粗しょう症

骨粗しょう症は、骨の密度が低下して、骨がもろくなる症状です。
閉経後の女性に多くみられる症状で、患者全体の約8割を占めます。

蜂の子には、カルシウム・マグネシウム・リンといった骨の形成に欠かせないミネラルが豊富に含まれています。
蜂の子は丈夫な骨の形成を助けることで、骨粗しょう症の予防・改善に役立ちます。

骨の形成には、ミネラルだけでなくコラーゲンも重要です。
骨はコラーゲンが絡み合っている隙間をカルシウムが埋める形で形成されています。
このため、コラーゲンが不足していると、骨にカルシウムが定着せず、骨粗しょう症の原因になります。
コラーゲンはタンパク質のひとつで、体内でアミノ酸から生成されます。
コラーゲンはグリシンやプロリン、アラニンを主成分とし、生成にはビタミンCも必要です。
蜂の子にはこれらの成分がすべて含まれており、コラーゲンの生成を促進します。

蜂の子は、骨の材料となるミネラルや、丈夫な骨の形成に不可欠なコラーゲンの材料を豊富に含み、骨粗しょう症の予防・改善に役立ちます。

3-6.便秘

女性を悩ませる便秘の予防・改善にも、蜂の子は効果的です。

女性はストレスを受けると便秘になるといわれています。
これは、腸の機能を活性化する副交感神経の働きがストレスによって抑制されるためです。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレスを軽減する働きがあり、ストレスを原因とした便秘の予防・改善に役立ちます。

また、蜂の子には便秘の解消に役立つ栄養素が含まれています。
蜂の子に含まれるトリプトファンは、体内でセロトニンを生成する材料になります。
セロトニンは腸の動きにも関係しており、セロトニンの欠乏は便秘の原因になります。
蜂の子の摂取はセロトニンを補い、腸の動きを活発にして、便秘の予防・改善に役立ちます。
オレイン酸は蜂の子に含まれる脂肪酸で、小腸で消化吸収されにくいという特徴があります。
このため、腸に刺激を与えて腸の動きを活発にする作用があり、便秘の解消に効果的です。
アミノ酸の一種タウリンには、筋肉の収縮力を高める作用があります。
筋肉の収縮力は腸の動きに重要です。
タウリンの摂取は腸の動きを活発にして、便秘の予防・改善に役立ちます。

4.男性に嬉しい効果

蜂の子は女性に対してだけでなく、男性に嬉しい効果もあります。

4-1.筋肉増加

蜂の子には、筋肉を構成するアミノ酸が豊富に含まれており、筋肉の増加に役立ちます。
筋肉量の増加は男性ホルモンの分泌を促進する効果もあり、筋肉増加は男性にとって重要です。

蜂の子には、筋肉の主成分であるバリン・ロイシン・イソロイシンをはじめとしたアミノ酸が豊富です。
運動時にエネルギーが不足すると筋肉は自らを分解し、エネルギーとして利用します。
バリン・ロイシン・イソロイシンにはこうした筋肉の分解を防ぐ作用があり、筋肉の維持・増加に役立ちます。

睡眠時には筋肉の成長を促す成長ホルモンが分泌されます。
蜂の子には質の良い睡眠を促す効果があり、成長ホルモンの分泌を促して筋肉の増加を助けます。

4-2.ED(勃起不全)の改善

蜂の子に含まれる成分は、ED(勃起不全)の改善にも効果的です。

男性器の機能は、海綿体に血液が流れ込むことによって起こるため、血行はEDの改善に重要です。
ED治療薬として処方される薬の主な効果は血行促進です。
1-4.血行促進に記載の通り、蜂の子には血行を促進する成分が含まれており、血流をスムーズにして男性器の機能を助けます。

自律神経の働きは男性器の機能と密接に関係しています。
ストレスなどで自律神経の交感神経が活発になると、血管が収縮して血行が悪化し、男性器の勃起が起こりにくくなります。
蜂の子にはストレス軽減効果や、自律神経のバランスを整える効果があります。
これらは副交感神経を活発にすることで血行を促進し、男性器の機能向上に役立ちます。

男性ホルモンのテストステロンは性欲や性衝動を高めるため、EDの改善にはテストステロンの分泌量増加が重要です。
蜂の子に含まれる亜鉛には、テストステロンの分泌を促す作用があります。
ストレスを受けている状態や睡眠不足の状態では、テストステロンの分泌量が低下することが知られています。
蜂の子にはストレス軽減効果や質の良い睡眠を促す効果があり、テストステロン分泌を促して、EDの改善に役立ちます。

また、蜂の子に含まれるアルギニンは高いED改善効果があることで知られ、多くの精力剤に配合されている成分です。
ED患者が継続的にアルギニンを摂取した結果、性機能が改善したという実験報告があります。

4-3.男性不妊の改善

蜂の子は、男性不妊の改善にも役立ちます。

亜鉛は性のミネラルとも呼ばれ、性欲に関わる男性ホルモンのテストステロンの分泌を促進する働きがあります。
亜鉛は精子や精液に多く含まれている成分で、精子や精液の生成にも欠かせません。
亜鉛の濃度が高まると、精子の数や運動量が向上するという研究報告もあり、男性不妊の改善には亜鉛の摂取が重要です。
亜鉛は、動物性タンパク質やビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上がるという特徴があります。
蜂の子には、亜鉛、タンパク質、ビタミンCが含まれており、亜鉛の効率的な摂取に適しています。

日々の呼吸によって体内で発生する活性酸素は、増えすぎると細胞を傷つけて身体に害を与えます。
活性酸素は男性不妊にも関係していて、精子が活性酸素に弱いとする研究結果が数多く発表されています。
このため、男性不妊の改善には、体内の過剰な活性酸素を減らすことが重要です。
活性酸素のひとつ過酸化水素を分解する酵素のカタラーゼは、鉄とタンパク質でできています。
鉄とタンパク質を豊富に含む蜂の子は、カタラーゼの生成を促進して過酸化水素の中和を助けます。
また、蜂の子には抗酸化作用をもつビタミンCが含まれており、活性酸素の悪影響から精子を守ります。

蜂の子は、精子の数や運動性を高める亜鉛の摂取に適しているほか、精子に害を与える活性酸素の中和に役立ちます。
これらの効果により、蜂の子は男性不妊の改善に役立ちます。

4-4.体臭の改善

加齢臭などの体臭は、特に男性にとって悩みの種です。
蜂の子は、体臭の改善にも役立ちます。

強いストレスを感じると、交感神経が刺激されて、臭いの強い汗を出すアクポリン腺からの分泌が増加します。
苦痛やストレスによって出る汗には皮脂が多く含まれており、これが強い体臭の原因になります。
1-3.ストレス軽減に記載の通り、蜂の子にはストレスを軽減する効果があります。
蜂の子はアクポリン腺からの臭いの強い汗の分泌を抑制して、体臭の改善に役立ちます。

血液や皮膚に存在する脂質の量は、体臭とも関連しています。
脂質が酸化した過酸化脂質が増えると、ノネナールと呼ばれる加齢臭の原因物質が増加し、体臭が強くなります。
2-6.脂質異常症に記載の通り、蜂の子には肝臓の機能を強化して脂質の代謝を促す働きがあります。
蜂の子は過酸化脂質を減らし、加齢臭の原因物質の生成を妨げることで、体臭の改善に役立ちます。

5.美容効果

蜂の子は健康に役立つだけでなく、美容にも効果的な成分が豊富に含まれています。

5-1.美肌効果

蜂の子には、美しい肌の形成に役立つ成分が豊富に含まれています。

若々しい肌の形成には、タンパク質のコラーゲンとエラスチンが重要です。
コラーゲンは肌を内側から支えて、肌のハリと弾力を保っています。
エラスチンにはコラーゲン同士を結びつける働きがあります。
蜂の子には、コラーゲンとエラスチンの材料になるアミノ酸が豊富に含まれており、これらの生成を促進します。
コラーゲンの生成にはビタミンCも必要で、蜂の子にはビタミンCも含まれています。

肌にもともと備わっている保湿成分を天然保湿因子(NMF)といいます。
天然保湿因子の約4割がアミノ酸で構成されており、肌の角質層に含まれるアミノ酸が不足すると肌荒れを起こしやすいという研究報告があります。
蜂の子には、天然保湿因子を構成するセリンやグリシンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。
蜂の子は肌の保湿成分を補い、潤いのある肌の形成に役立ちます。

蜂の子には、美肌に効果的なことで知られるビタミンCも含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なほか、シミ・ソバカスなどの肌トラブルを防ぐ働きがあります。

また、蜂の子にはビタミンB2も含まれています。
ビタミンB2が不足すると、皮膚や粘膜に炎症が発生することが知られています。
蜂の子は、炎症などの肌トラブルを予防して、美しい肌の形成を助けます。

ストレスや睡眠不足は自律神経の交感神経を活発にして、血行を悪化させます。
血行は皮膚への酸素や栄養素の運搬や、老廃物の体外への排出に関わり、肌の健康にとって重要です。
蜂の子には、血行促進効果、ストレス軽減効果、質の良い睡眠を促す効果があり、肌の血行を促進します。
これにより肌の新陳代謝が活発になるため、蜂の子は美しい肌の形成に役立ちます。

5-2.美しい髪をつくる効果

髪は肌の一部といわれ、髪の健康は肌の健康と深く関係しています。
美しい肌の形成に役立つ蜂の子は、美しい髪の形成にも効果的です。

髪の毛の99%はタンパク質のケラチンでできています。
ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されており、蜂の子にはこの18種類のアミノ酸すべてが含まれています。
蜂の子は髪を構成するケラチンの生成を助けて、美しい髪の形成に役立ちます。

髪の毛は、頭皮にある毛母細胞によって生み出されます。
ストレス時には自律神経の交感神経が活発になり、血管が収縮するため、頭皮の血行が悪化します。
蜂の子のストレス軽減効果や血行促進効果は頭皮の血行を促進し、頭皮の毛母細胞の健康維持を助けます。

睡眠時には、頭皮の新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌されます。
睡眠は自律神経の副交感神経を活発にして、頭皮の血行改善にも役立ちます。
蜂の子には、質の良い睡眠を促す効果があり、頭皮の毛母細胞の健康維持に役立つことで、美しい髪の形成を促進します。

5-3.白髪・薄毛の予防

蜂の子は、白髪や薄毛の予防にも効果的です。

活性酸素のひとつ過酸化水素が白髪の原因になるというアメリカの研究報告があります。
過酸化水素を分解する酵素のカタラーゼは鉄とタンパク質でできており、鉄とタンパク質を豊富に含む蜂の子はカタラーゼの生成を助けます。
蜂の子には、活性酸素を中和する抗酸化作用をもったビタミンCも含まれています。
蜂の子は、白髪の原因となる過酸化水素の中和を促進することで、白髪予防に役立ちます。

コラーゲンは肌だけでなく、髪の健康にも深く関与しています。
東京医科歯科大学の研究グループは、毛髪の幹細胞の保護にコラーゲンが重要で、特定のコラーゲンが不足することで幹細胞の機能が低下し、薄毛の原因になるという研究報告を行っています。
蜂の子には、コラーゲン生成に不可欠なアミノ酸とビタミンCが含まれています。
蜂の子は、髪を保護するコラーゲンの生成を助けることで、薄毛の予防に役立ちます。

また、蜂の子にはビオチンが含まれています。
ビオチンはビタミンB群に含まれる成分で、不足すると白髪や脱毛症状が起こります。
蜂の子の摂取は、ビオチン不足が原因の白髪や薄毛を予防します。

5-4.ダイエット効果

1-8.代謝アップに記載の通り、蜂の子には身体の代謝エネルギー量を増加させる働きがあります。
このため、蜂の子は脂肪のつきにくい身体の形成に役立ち、ダイエットに効果的です。

また、蜂の子には「代謝ビタミン」と呼ばれるビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群の摂取は、糖・脂質・タンパク質をエネルギーに変換するのを助け、これらの栄養素が脂肪となって身体に蓄積するのを防ぎます。

蜂の子に含まれるカリウムには、身体の余計な水分を排出する作用があります。
カリウムには、水分を身体に保持する働きのあるナトリウムと反応して、ナトリウムを体外に排出する作用があるためです。
カリウムを豊富に含む蜂の子は、身体の余計な水分を減らして、むくみの改善やダイエットに役立ちます。

ダイエット中は食事制限などの影響で、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛といった身体に不可欠なミネラルが不足しがちです。
蜂の子にはこれらのミネラルが豊富に含まれており、ダイエット中の健康維持にも役立ちます。

6.まとめ

古くから滋養強壮に効果的な健康食品として親しまれてきた蜂の子には、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、身体の健康増進にとても効果的です。
蜂の子には薬として利用されてきた歴史もあり、病気の予防・改善にも役立ちます。
また、健康だけでなく、美容にも効果的な成分が豊富に含まれています。
健康で若々しい身体の形成に、蜂の子はとても効果的です。
豊富な栄養素を含む蜂の子を、いちど試してみることをお勧めします。

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